2018年4月29日日曜日

2018/04/29 野田公園と春日部の藤棚、そして大落古利根川お散歩ライド

前日夜の段階で告知がなかったため、それならそれで好きに走ることにしたもののネタが無い。他の地方から見ると関東平野の広大さは印象的なので渡良瀬辺りに行くといいかな、と考えていたのですが、友人がお付き合いしてくださるということで江戸川と利根運河が交わるところで待ち合わせ。





他方面でも声を掛けておいたので、まずは手賀沼に出て大堀川経由で江戸サイの松戸古ヶ崎一里塚に向かいました。朝の手賀沼は良い雰囲気で、関東に自走してきたご褒美としてうってつけ。この広々とした空がたまりません(^^)

手賀沼CRが終わったところで常磐線のガードを潜って大堀川へ。この緑道区間ものんびり流すには良いルートです。周囲はほとんど住宅街なんですけど、途中にカワセミがいたりするんですよね、ここ。


ここから坂川沿いを進んでいくと主水新田の水門のところで江戸川に出られるのですが、久しぶりということもあって流山免許センターのところで道を間違えて、北小金駅近傍の常磐線築堤の下へ出てしまいました。まぁ土地勘が無い訳ではないのでサクッと軌道修正して坂川へ復帰、江戸川CRに上がって程なく古ヶ崎の一里塚到着。ここには四阿がいくつかあって待ち合わせに最適なのですが、誰もいませんでした。GW中の急な告知ですんでしょうがないですね。来い、っていう方に無理がある。


というわけで、利根運河へと北上します。幸い追い風っぽいのでサクッと進めるのはよいのですが、渡良瀬からの帰路が地獄になりそう...などと考えているうちに利根運河との交点に到着、シャオさんとノリピーさんに合流して作戦会議。
野田公園のツツジと春日部の藤棚を見に行くことになりました。

まずは「変な道」(笑)を交えつつ住宅街の路地など繋ぎながら野田公園へ向かいました。この道を再トレースしろと言われたらちょっと無理(^^;;
意外と野田界隈は走っていなかったなぁと再認識しました。基本的に河川のすぐ脇の道しか走ったことがないので、なかなか新鮮な感じです。

野田公園に到着して、さっそく園内をてくてくと歩いていきます。寺の山門が立っていたのですが、由来が分からないので不思議な印象。帰宅後調べてみたら慈光山能延寺金乗院の敷地を利用した公園だそうで、なるほど納得。
随分と広い公園で本格的なアスレチック設備などもあり、その下をくぐりつつツツジのあるポイントへ。うーむ、時すでに遅し。ほぼ散ってしまっていました。まぁ今年は全国的に季節が前倒しになっている感じで、ツツジに限らず花の名所は訪れる時期が難しいですね。
とはいえ、ところどころ良い感じの場所もありました。千葉県西北部に都合20年近く住んでいたのですが、野田公園は初めてだったので、結構楽しめました。近場にいいとこあったんじゃん(笑)


ツツジが空振りに終わったので藤棚も危ぶまれましたが、まぁそれもまた楽しみの一つですから気にせず、R16金野井橋で江戸川を渡って春日部市に入ります。ついでに埼玉県の標識をゲット。

春日部駅から少し南に行ったところから約1km程歩道上に藤棚が続いているのですが、やはり花は終わっていました。観光関係の担当者の話では先週が見頃だったそう。まぁ愛知でもそんな感じだったから気にしません。それよりも時期が合えばさぞかし壮観な眺めになりそうな見事な藤棚です。多分車道を自転車で流すとご機嫌な感じです。

他、春日部駅近傍はたこ焼きの激戦区なのかどうかしりませんが、踏切を挟んでたこ焼き屋が対峙していたり(片方は15個200円)、「ジャポリタン」とかいうパスタ屋が気になりました。という話はどうでもよくて、ノリピーさんが往路で気になった塩だし蕎麦のお店で昼食です。
「究極の塩だし そば助」というお店で、もりそばと春菊天を注文。十割蕎麦なんですが確かにちょっとつけツユの色が変です。一口食べた感じでは蕎麦は普通に美味しい。ツユは塩だしというか白だしですね。よく白だしをぶっかけてうどんとか蕎麦を食べているので、限りなく自炊飯(笑)
薬味もワサビではなくニンニクニラだれとごま唐辛子、と一風変わっています。合うことは合うんですが、やはりぶっかけ系のうどんやら冷や麦やらそうめんに合うような。
後味が台湾ラーメン喰った時の辛くてひりひりする感じ。



妙な蕎麦を食べた後は、大落古利根川沿いの遊歩道をゆるゆると進みます。名前に含まれる古利根川の通り元々は利根川の本流だったもので、利根川東遷によって利根川とは切り離されました。このあたりの経緯はややこしいので、wikipedia参照。
今回初めて通るのですが、水面が近く開放的な印象。なにより木陰が良い雰囲気で素敵な道じゃないですか。これまた損した気分です(^^;;


大落古利根川沿いを吉川まで進んだら玉葉橋で千葉県へ戻り、利根運河にてご一緒してくださったお二人とお別れ。疲れていたせいか口数も少なく、花も見頃を過ぎて、ついでに蕎麦もなんか微妙とという空振りお散歩に付き合っていただいてどうも有難うございました。夏は大垣にお越しください。手ぐすね引いて待っています(^^)


さて。
お別れした後も日没まで時間の余裕がありましたので、かつての週末お散歩ルートを通って手賀沼へ戻ることにしました。
まずは利根運河を東へ。いつもは南側を通っていたのですが、流れで北側を。土手の中腹を通るちょっと珍しい場所があったり、土手下に好ましい感じの地形が展開していたりで、こちら側もなかなか。こちら側の土手下に紅葉の時期素晴らしいポイントがあったような記憶があります。そうそう、最終局面では橋渡って南側へ移る必要があったなぁ。


利根運河を終点まで行くと利根川にぶつかります。この辺りから利根川と田中調整池に挟まれた堤防上を進むので広大な風景になります。何年振りか忘れましたが、やはり気持ちが爽快になりますね。

ただし爆風お立ち台区間なのも相変わらずで、今回は横殴りから向い風となかなか手厳しい感じ。目の前のサイクリストも斜めに傾いて走っています...
とはいえ、爆風を気にしていたらこのへんじゃ走れませんよねw

利根川をしばらく進んだ後、布施弁天を経てあけぼの山農業公園へ。
布施弁天は紅葉の名所なんですが、新緑の季節もまぁまぁかな。お寺の名前までは気が回っていなかったのですが、「東海寺」にはなにかしら因縁めいたものを感じました。
あけぼの山農業公園は季節に合わせて色々植え替えているお花畑とその向こうのオランダ風車が素敵な公園です。ここの風車は残念ながら機械仕掛けなんですけど、手賀沼のお隣印旛沼には風で回るオランダ風車があります。

あけぼの農業公園からは田中調整池のへりを結ぶ細道をつないでごにょごにょと。この区間は素敵な風景がところどころ散らばっていてお気に入りの道でした。洪水時に水を引き入れる土地なので開発も行われず、あの時の印象はそのまま残っています。


青山台からNECの脇を抜けてごにょごにょと住宅街の路地を進んでいくと、岡発戸の坂に出ます。ここもお気に入りの道でした。エアポケットの様に残っている素敵な道です。周辺も長閑な感じですね。

細道をつないで手賀沼の曙橋にでました。袂にある水産センターでナマズの唐揚げをよく食べていましたので、あわよくば早めの夕食にしたいなぁと思っていたのですが、近年カフェに改修されたようで複雑な気分。まぁ手賀沼の広々とした風景でも眺めてボーっとしていれば、嫌なことも全部どこかへ行ってしまいますね。

そうそう、手賀沼の主と言ってもよい白鳥さんたちもやっぱり沢山いました。
自分のいた頃は手賀沼CRの上を自由に闊歩されていたりしたもんですが、今もそうだったりするのかな?


道の駅しょうなんにて夕食を採る予定でしたがGWらしく人出が...ということでおとなしく宿へと返りました。
江戸川と利根川が分流するあたりの広々とした風景は、ちょっとした特異点だと思います。今回のんびりと流してみて、やっぱり自転車に向いた良いところだなぁと再認識しました。

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