2018年4月28日土曜日

2018/04/28 自走江戸サイ帰省② 沼津→鎌倉→大船

沼津通過の際は是非深海魚を食べたいと思っていたのに、高台に宿を取った上に直行したもんだから疲労もあって断念。帰宅後調べると、宿周辺から下る幹線道に「沼津ぐるめ街道」なる異名がついていて、そっちいけばさほど下ることなく地魚くらいにはありつけたらしい。あはは、やっぱりそういう展開だったか。
という訳で (?)二日目、沼津からの道中が始まります。






前日の走行感から調子の悪さが分かったので方針変更。
①当初予定の熱海峠→湯河原峠→箱根峠と回るルートは断念し、R1の箱根峠に登る
②平地に降りてきたら江ノ島までは行っておく。気力の残り方で完遂するかDNFするか決める
③無理は禁物
というテーマに沿って走行することにしました。ただし、R1で三島から登る場合の松並木区間がどうも走りづらくて苦手です。この区間を迂回する良い道がないもんかと、宿のベッドでツーリングマップルを眺めつつうだうだしていると、三島警察署付近から分岐して旧東海道とR1の交点あたりまで並行する県道を見つけました。今回はそちらを利用することにして出発。

沼津から三島へ向かう途中の上石田立体交差付近で迷子になりました。その為箱根ではなく裾野方面へ向かっていることに走行中気が付きましたので引き返そうとした矢先に、後輪に違和感。停まって後輪を見ると、あらまぁ実に見事な貫通パンク発生。ここまで綺麗にささると腹立たしさよりも笑いがこみ上げてくるのが不思議です(^^;;

まぁパンクはトラブルには入らないのでサクッと対処しました。木ネジでタイヤが貫通しているので、貫通部には古タイヤの切れ端をあてがっておきました。今回初めてこの手法を使ったのですが、走行中の違和感が全くありませんでした。タイヤブーツだと粘着剤のおかげで位置決めが一発で決まるけど、古タイヤ切れ端の場合はセットしづらいということくらいが欠点ですね。なかなか良い手法だと思いました。

再開後適当な細道を繋ぎつつ箱根方面へ進んでいるつもりだっ
たのですが、黄瀬川付近のR1へ上がることが出来ず、あがいたあげくに行き止まりの切り返しで立ちゴケ(^^;;
モチベーションだら下がり。まぁ行けるとこまでいけばいいや。

さて。
三島警察署近傍の「谷田」交差点より静岡<142>三ツ谷谷田線に入ります。東海道線+新幹線と伊豆縦貫道を潜るあたりまではマイルドに登るのですが、カーブの向こうが結構えげつない斜度になっていて、流石箱根は甘くないななどと思います。が、そこだけで、後は谷筋を登り切るまではマッタリと登っていました。林の中を登っていくので木陰があるのがありがたい。R1は農地っぽい中を登っていくので日影が無いのがきつい。

この道はR1と谷筋が一本違うので、登り切ると向きを変え尾根を越えてR1に合流することになります。尾根に出るとなかなかに素晴らしい風景が待っていました(^^) 交通量もR1とは比較にならないくらいに少ないため、登りやすく風景も良い素晴らしい迂回路です。

R1に復帰後山中城址付近は旧道を使います。マッタリ登れるのがポイントですが、先を急ぐ場合は新道で良いと思います。旧道と新道が再合流する地点は、わざわざ新道を急な下り坂で潜り階段で登るふざけたアプローチですので、かなりイラッとくるし無駄に時間がかかります。

再び合流した後は、妙に調子が良く相変わらずのノロノロ登坂ですが、脚付きなしで登り切りました。上出来です。

下り始めてすぐに芦ノ湖の展望ポイントがあるので脚を停め、撮影中のサイクリストに声を掛けたところ、なんと柏に向かっているとのことでビックリ。相手に名古屋から来たというと驚かれましたが、最終目的地は大洗だそうで似たもん同士じゃないの?などと思ったり。お互いアホなことしてますね、と笑ってお別れ。


芦ノ湖に降りるとコンビニがありますので休憩を入れました。見るからに遠方にいくんだぞというApiduraフル装備な自転車海苔がいましたのでお声がけ。そうすると名古屋から白川郷へ回るんだそうで、なんか同じようなこと考えてるアホばっかりですな、今日の箱根は。郡上八幡→白川郷→富山なルートは最高、風景の展開が素晴らしいですよ!と焚き付けてお別れ。

今回は箱根新道横の旧東海道経由で下りていくことにしていたのに、R1方面へ登っていたのはご愛嬌。慌てて戻って旧東海道を下ります。斜度がややきつく路面が荒れていおり所々で亀裂および穴あり、慎重に下ることにしました。これが幸いして、いきなり対向車Uターンを喰らいましたがフルブレーキで回避成功。代償としてタイヤのトレッドが削れてカーカスが見えそう。幸いそろそろ降り切るかという地点でしたので、小田原城までは走ってしまいました。ここでタイヤを再チェック、やっぱり交換が必要です。

ショップを検索して、道順が割と単純そうだった遠藤商会さんにお邪魔して無事タイヤを新調。(一度ミスルートしましたがw)丁寧な対応をしていただいて誠にありがとうございました。感謝感激。

パンクと迷子とタイヤ交換でかなり時間を使ってしまい、気力があろうがなかろうが都内が夕方から夜間の通過になりそうでしたので江ノ島打ち切りを決定。
却って余裕がでたのか、小田原→大磯駅前までのR1は快調快調。なかなか良いペースでR134へ入ります。江ノ島まで行けばいいので時間もたっぷり、海岸沿いの自歩道へ出るなどポタリングっぽく。天気は快晴、いいですねぇ湘南。

自歩道をずーっと進んでいけるのかと思ったのですが、茅ヶ崎に入る手前で一度途切れ、茅ヶ崎からは続いている様な雰囲気でしたが、サザンビーチ近傍でイベント開催で人の波が壁になってちっとも進めず。結局R134へ戻ることになり、割り切って江ノ島までかっ飛ばしてみました。GW初日ということもあって、江ノ島も凄い人波。これはアカン。


片瀬江ノ島からの輪行を考えていたのですが混雑が予想されるため、輪行できそうな駅を探してもうしばらく走らなければなりませんでした。稲村ケ崎を経由して鎌倉へ出ましたが鎌倉もかなりの人出でちょっと無理そう。というか、江ノ島→稲村ケ崎→由比ガ浜の区間は実に素晴らしい風景なんですが、車道は大渋滞、歩道には人がうじゃうじゃいて上がれないので写真すら撮れんのでうんざりします。どうせ宿は常磐線沿線ですので、交通の便も考えて大船駅までまわってからの輪行となりました。
この日なども当日宿を確保すればもう少し柔軟に動けるのかなとは思うのですが、松戸古ヶ崎一里塚に9:00集合は不動。宿泊可能な地域は限られるのでなんとも歯がゆい。

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