2016年8月28日日曜日

2016/08/28 直江津解散① 直江津→糸魚川+南小谷→松本

何を隠そう、酒にはめっぽう弱いので前日はほどほどにしたつもりだったのですが、やはり朝目覚めた時に気力が半減しているのでした。
計画では直江津から野尻湖経由で長野へ出て、そこから嶺方峠を越えて白馬に抜け松本へ至る、というルートだったのですが、「無理!」

信州は一度も走ったことがないので折角帰路で通るのだから一部でも自転車で走っておきたい。でも松本までの計画ルートはちょっと無理なので、色々思案した結果、糸魚川まで海岸沿いを走り、糸魚川から大糸線で白馬まで輪行、白馬から松本まで安曇野を走る、というルートにしました。








もちろん宿がスタートなんですが、気持ち的なスタートということで船見公園に立ち寄りました。
やっぱり直江津解散とするからには集合した場所からスタートしないと(^^;;


船見公園からは海岸沿いを進んでいけば良かったのですが、道なりに進んでいたら県道に出てしまいました。この県道を進んでいくとやがて海水浴場で海岸沿いの道に合流するのですが、野球場のところで工事通行止めの看板がありました...
というわけで迂回路の案内に従って進んだのですが、斜度キツめの登り坂で結構しんどい(^^;;
なんとか登り切って「いこいの広場」なる場所へ出ました。風車と管理棟の他は潔いくらいの原っぱがあるだけでした...
下り始めのところにややご褒美的な風景がありましたので写真を撮ってから先に進みます。


程なく例の県道に合流、そのまま進むとR8との交差点「郷津」です。この交差点から「久比岐自転車道」がありますので、そちらへ。


北陸本線の旧線敷を利用したサイクリングロードですが、まぁそんなことはどうでもよくて、R8に沿いつつも自動車に悩まされることがなく、おまけに眺望が非常に良い、という素敵な道です。
ついつい写真を撮ったり、ただ立ち止まったりでペースがなかなか上がりません。でもそういうことを気にして走る道でもないように思いましたので、いたってのんびり進みます。






一つ残念なことがあるにはあって、地元勢と思しきサイクリストには挨拶しても挨拶が返ってきません。ちょっと印象が悪かった。

蟹を食べるわけでもないのに道の駅「能生」によってみたり。

まぁいたってのんびりと糸魚川へと向かいました。糸魚川に入ると特徴的な姿の山が目に入ります。黒姫山だっけ?

糸魚川駅についたので、さっそく輪行の準備に入ります。と、ここで大糸線の列車が出発してしまいました。次の列車は...2時間待ち!おまけに南小谷で70分待たないと白馬への電車が来ません(T^T)

こればっかりはしょうがないので、白馬への待ち時間がもったいないと思い、南小谷から走りだすことにしました。輪行状態を解くのも面倒なので糸魚川駅でふてくされて列車を待ちます。最近はホームに売店も立ち食いソバ屋もないからこういう時には困ってしまいますね。

糸魚川→南小谷は初めから自走する気がありませんでした。この区間は結構悪名高くとにかく走らない方がいい、との相場。確か日本一周を目前とした方がここで事故に遭い亡くなったと記憶しています。
そんなわけで大糸線でやんわりと登っていきます。対岸はR148でスノーシェッドが連続する、というよりスノーシェッドで構成されているというとんでもない道で、確かにこれは走りたくない。谷が球春なので大糸線とR148で同じ河岸を共有することができず、入れ替わりつつの険路になっています。おまけに交通量は結構あるので走ると生きた心地がしないでしょうね...


さて、1時間程ゆられていますと終点の南小谷に到着。南小谷で輪行状態を解いて組み立て完了、周りを見ると嫌な雲が立ち込めています。午前中安曇野方面は晴れていたそうですが、どうも天気が崩れているようです。やれやれ。

僕にはR148を車に伍して登る力量は無いので素直に歩道を伝ってゆるゆる登っていきました。

姫川第二ダム近辺で歩道が工事のため通行止めとなり、迂回路として旧道が指定されていましたのでそちらへ。
大糸線を潜る手前に分岐がありR8へ戻りかけたのですが、道なり方向には「松本→」という案内板が出ていましたのでそのまま旧道を進んでみることにしました。
姫川第二ダムはなかなか良いところなのですが、やはり晴れていればなぁ、という気持ちが強いです。

姫川第二ダムのダムサイト方向への道には「青鬼」というものすごい地名が記載されています。

さて、旧道をのんびりと進んでいくと「森上」で現道に復帰しますので、白馬を抜けるまでは基本現道の歩道を使ってテレテレ進みました。白馬の街中の現道はコンクリ舗装で路肩に気を使いそうな印象でしたので、あえて歩道です。

青木湖へ抜ける登りが始まる地点で「姫川自転車道終点」の看板を見つけたので、そちらへ分け入ってみたのですが、いきなり湿地の木道に放り出され、しかもループしているので結局先へは進めず徒労に終わりました...

R148を開き直って登っていき「佐野坂」で右折、青木湖へ向かいます。
青木湖はご覧の通りの天気で眺望は正直ガッカリでしたが、これはこれで幻想的でよいのかも。

青木湖畔でドラムバッグを背負ったMTBにぶち抜かれました。まぁしょうがないやね。
R148に戻り、空模様が怪しいのと日没が迫っていますので、とにかく大町へ速く降りることを優先して高速ダウンヒル。ただし木崎湖には寄っておきました。


木崎湖からのR148はちょっと走りにくいように感じたので、適当なところで大糸線沿いの道にシフト。距離は短いのですがアタリの道でソバ畑と田んぼが交錯する中をのんびりと走ることが出来ました。そこから適当に道を繋いでいたらR31とぶつかりました。一旦東へ進んで「三日町北」で右折すると農免道路でした。眺望は農免道路っぽくないんですけど、走りやすい道でしたので結果オーライ。大町警察署までは楽しく走れました。




日没も近づいてきたので、ここからは松本へ急ぐことにして幹線道路主体で開き直ることにしました。R147「上一北」よりK306「北アルプスパノラマライン」を下っていきます。眺望は多分良いのでしょうけど、曇天の夕刻ですし、何より交通量がかなり多いので風景を楽しむ余裕などありません。トレーニング的に40km/h平均でかっ飛ばしたのですが、途中で集中力が切れ危険を感じたので下道に降りました。下道に降りてからはいつもの田舎道を探索して想定ルートを迂回するモードに入り、結果的になかなか良い道に行きあたりました。気持ちよく走っていたところで「通行止め」看板に行く手を遮られましたけど、まぁこれはしょうがないか。





幹線道路をなるべく使わないようにして田舎道主体で移動を続け、やっとのことで奈良井川にかかる新橋を渡り松本の市街地へ入りました。

ゴールにはやはり松本城がふさわしいだろう、ということで松本城へ。
すっかり日が暮れてしまいましたが、夜の松本城もなかなか乙なものです。
おりしも花火大会が重なったようで天守閣の横に花火が開く、というなかなか趣のある状況に出くわして得した気分になりました(^^)

大変でしたが、実り多い一日となりました。

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