2015年1月4日日曜日

輪行の作業手順メモ

自転車にそこそこ乗れるようになると、遠くへ行くだけでなく、ちょっと離れているけどあんなところやこんなところを走ってみたい、と思うかもしれません。

そんな時目的の場所まで自走できる力量が無くても大丈夫。

輪行という素晴らしい手段があります。自転車をバラして専用の袋にスッポリ入れて仕舞えば電車に持ち込めるようになります。

持ち込む際の注意事項もそれなりにありますが、ここでは自転車をバラして袋に収める手順を説明します。
※人によってちょっとずつ差異がありますので、あくまで僕のやり方です

輪行袋関連はこちらを参照。



さて、駅に到着しました。重装備な自転車ですね。


まず袋に収まる時に干渉してしまうものを外します。僕の自転車ですとサドルバッグ、泥除け、サイコン(GPSですが)を外します。人によっては外さずいけるかもしれません。

フレームから車輪を取り外す前に、リヤをトップギヤに入れ、ブレーキアーチをリリースします。これで外し易くなりました。

輪行袋の外袋から中身を取り出します。本体?の上にエンド保護具、ショルダーベルト、ストラップがあります。

いよいよ車輪を取り外すのですが、この時自転車をひっくり返すと作業しやすいでしょう。というわけで、えいやっと。


クイックをリリースして車輪を取り外すのですが、ちょっとしたポイントを。
リヤはディレイラーに手を添えて後ろに引いてやると車輪が抜けやすいです。
たいていこんな感じの佇まいですが、このままだと抜きにくいので...

こんな感じでグイッと引いてやります。シャフトが見えていかにも抜きやすそうです。

前輪はたいていフォークに抜け止めの突起がありますので、ナットを緩めないと外せないので注意。(この辺は常識の範囲ですね)

と言うわけで、この通りでございます。
参ったか。

この段階で車輪からクイックを抜いてしまいます。後輪側のクイックはナットをしてませんが、この後にちょっとした作業があるからです。


ここから袋に収める形に持っていくことになりますが、オーストリッチの場合はサドルとリヤエンドを底面として立てるので、ディレイラーが邪魔になります。そのためにエンド保護具があるのですがそれを組み立てます。
コの字の部品とパイプを組み合わせて、リヤのクイックを通してナットで留めます。こういう感じ。

こいつをリヤエンドに取り付けます。立てた時に垂直になるよう上手い具合につけてやりましょう。

【追記】
エンド金具にチェーンを引っかけると、チェーンにテンションをかけることができて良いとの情報があり、実際にやってみたところ具合が良かったので報告します。



袋に収めるべくフレームを立てて...

フレームに添わせるように、車輪を立てて、ストラップで留めます。

この段階では、できるだけ車輪を平行にせず、ハの字になる様に調整します。こんな感じにしておくと、安定して立ってくれる様になります。

ここまできたら袋に入れるだけ、なんですが、ショルダーベルトを使う場合はBB付近をくるっと巻く感じでつけておきます。裏側汚ね〜

袋を広げるとこんな感じで置け!という表示がありますので、それに従ってフレームを入れます。

フレームを入れたら袋をズリズリと上げてくるわけですが、はて、この穴はなんじゃらホイ?

ここにはショルダーベルトを通します。

大部分を袋に収めたら、ショルダーベルトのもう一方を、ヘッドチューブ付近にくるっとやって固定します。こんな感じ。

輪行の時はこのベルトで担ぐんですが、出来るだけ短くしておくと取り回しが楽です。これでは少し長いかな。好みに合わせて丁度良い長さにしましょう。

忘れない様に、外袋をフレームの適当な所に留めておきます。

口を閉じる前に、他の物も放り込みます。えーい。

完成しました。おめーとー。

サドルバッグがでかいので袋に放りこむと邪魔ですが、マジで忘れた事があります。なのでサコッシュに入れてしまいます。お土産のある日も安心。

この日の荷物はこんな感じです。多いですねぇ。ツールドお風呂の予定だったんですが、風呂入りそびれてますw


さぁ、帰りましょうか。


先頭車両にこんな感じで乗っけています。


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