2017年8月25日金曜日

2017/08/25 直江津集合 1日目

昨年初参加してみたら、懇親会が楽しかったことと、心が折れて途中ワープしてしまったリベンジとして、今年も参加しました。
というよりも、懇親会の参加を幹事さんに伝えただけ、というのが実態に近いかも。スタート地点・時刻、刻み/通し自由なので、最後の帳尻さえ合っていればいい。






今年は色々ありましてろくに走込んでいませんので不安はあったのですが、どうにかなるだろうと楽観的に考えて、例のごとく0:00に自宅近傍をスタート。一番厄介な名古屋の市街地を深夜帯に抜けていきます。氷室交差点の0:20の状況はこんな感じ。道ががら空きで非常に走りやすい(^^)


先述の様に走込み不足ですので、平坦も30km/hを超えないように抑える方針で、うっかり補給予定コンビニを通り過ぎてしまったものの、まずは愛岐大橋で岐阜県突入[02:17]

各務原でコンビニ休憩を取り、道の駅「美濃にわか茶屋」にてトイレ休憩。この時点で空が明るくなり、想定より1時間位は遅れていることが分かって意気消沈。とはいえ、このペースでも日没までには3時間程の余裕をもって砺波平野に抜けることができます。

道中夜が明けてきて、現状を受け入れつつ先へ進むのですが、進行方向は雲の中で山並みがちっとも見えません。これ、ヤバいかも(とてもヤバかった)



ひるがの高原への登りの直前にある、白鳥のコンビニにて朝食[07:07]

長めの休憩を入れてひるがの高原へ登っていくのですが、コンビニ出たところでいきなり太腿が攣りましたw 登る前から攣っていて大丈夫なの?
昔師匠に言われた「回転練習をすると攣っても回るようになる」を思い出し、「攣ったら回せばいい」と考えてしばらく実行していたら回復しました。良い兆候です。

しかし本格的に登り始めると小雨がぱらついてきました。マズいですね。
元々登りは大の苦手で一気に登れませんから、ところどころ脚を休めつつのんびりと。
雨は止む気配なく、小雨ほどで安定してきました。このままの状態ならばまだ大丈夫。レインウェアを着て、むしろ蒸れて濡れる感じのヒルクライムを続けます。



過去二回、登り切るすぐ手前の道の駅「大日岳」に吸い込まれドリンク類をがぶ飲みしていたので、今回はちょっと迷ったけど、スルー。幸い気温が低いので長い休憩を入れる必要はありません。

小雨のなかひるがのの分水嶺公園に到着[08:48]
ここの隣にある喫茶店のソフトクリームが美味しいらしいのですが、この天候ではちょっと。雨脚も心なしか強くなっていますので、そそくさと退散。


ひるがの高原の集落部を抜けて、いざ下り始めたところで強い雨に変わりました。
路上には早速流れができはじめています。休憩を入れながら下ればなんとかなりそうではあったので、そのまま進むことにしました。今思えば、この時が撤退する最後のチャンスだったかな。


御母衣湖まで一部のダンプに水を掛けられたりしつつ降りてきました。飛騨ナンバーのダンプは非常に親切で余裕のある状況になるまで後方で辛抱強く待ってくれていたりするのですが、他ナンバーはお構いなしで抜いていきますし、特に小牧ナンバーは荒い運転する方が多くてヒヤヒヤします。
緊張しすぎてもいけないので、荘川桜にて小休止[09:37]
体が冷え切ると動けなくなるので、写真をとって一息ついて出発。


御母衣湖からは更に一段下っていくのですが、ここで雷鳴が聞こえ、当たると痛いくらいの豪雨になりました。とはいえ、雨宿りできるようなポイントがかなり先に行かないとないので、注意しながら川下りのような印象で下っていきました。しばらく我慢で下ってい
くと道の駅「飛騨白山」が見えてきましたので、雨宿り[10:51]


これはヤバい。ヤバすぎる。エスケープするにもどの方向も結構な峠越えになるので、状況が全く変わらないと進退極まります。というか、ここから動けない(泣)

幸いしばらくすると雨脚が弱くなり空が明るくなりましたので、とりあえず宿泊可能な白川郷までは降りてしまうことにしました。続行判断は状況見合いですね。
しばらく下っていくと白川郷・荻町集落に到着[11:07]
いやー、助かった。

かなり雲が薄くなり霧雨~小雨程度になってきたので、砺波平野まで降りてしまうことにしました。本当は腰を落ち着けてうどんなりそばなりを食べていきたいところですが、天候が悪化しないうちに出発したかったのでコンビニで軽く済ませて出発[11:48]

河川がかなり増水していて不安があるのですが、雨はほぼ上がって状況は好転しました。
ようやく富山県境に到達[12:01]
飛越峡あたりは雲がかかって幽玄な印象でした。



ついでに菅沼集落にも立ち寄って小休止[12:28]
荻町集落よりもこじんまりとまとまってるし、落ち着いているからこちらの集落の方が好みです。


平の登り返しからは晴れ間も見えはじめて熱くなり、汗が流れ始めます。これなら大丈夫ですね。


登り返しの最初の頂上には顔は洗える程度の水場がありますので、様子をみますが、まぁこの天候下での沢水ですので濁ってました。
残念だけどスルーして、登り返しの峠の頂上へ。ここには中江の霊水という水場があります。

神社のすぐ脇から湧いているのですが、こころなしかうっすらと濁っています。水分補給は斜向かいの酒屋さんに自販機があるので問題は無いのですが、ちょっと迷って手と顔を洗っておきました。賽銭を入れて道中の無事を感謝して先に進みます。

この先ちょっとした問題があったのですが、まぁそれはどうにかなったので、スノーシェッドとトンネルが連続する中を下っていきます。元々晴天時でも湧水や沢水などで路面がウエットな箇所が多数あるので、注意して慎重に下りました。この下りの途中でRDの変速が不調になり、違和感を感じつつもそのまま大牧温泉の乗船口まで降りてきましたので、一旦休憩を入れます[14:40]

アウターローは使えるんだけど、それ以外の組み合わせは歯飛びするような感覚があるので踏みこむのは怖くてできないが回すと使えないことはない、という状況。この時にきちんと時間をとって点検していれば原因を突き止めることができたはずなのですが、大雑把にチェックしてしまったのは良くなかったですね。幸い何事もありませんでしたが。

お茶を一本飲んでリフレッシュした後、DNF報告を入れて出発。ようやく庄川まで降りてきました。やれやれ。以前より気になっていた「瓜破清水」へ向かいます。
ちなみに富山では湧水等による水場を「清水(しょうず)」と呼んでいます。
矢印に従っていくと、田んぼの中に放り出されて途方に暮れてしまいます。あと少しだけ案内があると助かるのですが。まぁなんとか辿り着きました[15:13]

「夏場でも浸けた瓜が割けてしまうほど冷たい」ということでしたが、そこまでは冷たくないかな?古くから使われているらしく、周りの雰囲気は良いです。ただ、水の勢いが弱く、加えて柄杓掛けにはラブリーなカエルさんが遊んでおられましたので、飲用は控えて顔を洗う程度で。まぁこれでも気分転換はできるので問題はありません。



ところで。記念撮影後スプロケに目をやったところ、チェーンが切れかかっていることが判明。水汲み客用の広い駐車場が向かいにありましたので、チェーンカッターを取り出して修理に取り掛かります。アンプルピンを持ってきてなかったのは痛恨のエラーという感じで、ミッシングリンクは持ってきていたんで応急処置にとどめます。怖いので前後を数コマカットしてしまいましたので、アウターローは使えなくなりましたが、その他は復活。


再び走行出来るようになりましたが時間をかなり使ってしまい、また想定よりも2時間程遅れての庄川到着でしたので、魚津まで行くことは断念しました。折角ですので日本海は見ておこうと、R156に復帰して高岡経由で伏木港を目指します。

アウターローから発進する人なので、停車時にアウターローにうっかりと入れてしまうことが多々あり、「イカンイカン」と戻しつつ走行。集中力が途切れていますので、お散歩モードに切り替えて「五郎丸」という交差点にて写真を撮ったりしながら進みました[16:25]

(この先「第二太郎丸(南)」という交差点もありました。鳥羽一郎とか乗ってそう)

幹線道路だと交通状況によっては風景を見ているゆとりが無かったりしますので、道路の標識類に目が行きます。富山は地名に独特の癖があって結構楽しめます。例えば新田由来なのでしょうが滑川あたりには「○○新」(ex:大島新)という交差点が複数あり「人の名前かな?新さん多いな(´・ω・`)」と不思議な感覚になります。R156上では「西藤平蔵」という交差点がありました。誰だお前。

高岡市街に差し掛かり、裏道など探しながらのんびりと先を目指します。帰ってから思い出したのですが、高岡城に寄るのを忘れました...

高岡は路面電車の街でもあります。なかなかハイカラなデザインですね(^^)


米島交差点を直進し小矢部川を渡るところでミスルートに気が付き、歩道に上がって引き返していたところ、「カメラのカズオ」の前で強烈なショックとともにブレーキ。案の定RD巻き込みです。幸いスピードが出てなかったので、走行は続けられる状態でしたが、迂闊にローギヤに入れると再発しかねません。やばいやばい。
色んなことがありましたが、メカトラはもうこりごり。意地か執念かみたいな思いで海の見える場所に暗くなる前に辿り着きました[17:57]
ふぅ、疲れたなぁ。

越の潟まで行って銭湯に浸かってきたのはいいのですが、そこで疲れがどっと出て、輪行せずにそのまま新湊にて宿泊。豪雨荒行からのメカトラは堪えますね...生きているから儲けもんだけど。

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